2006年03月07日(火) 12時35分
偽1級建築士を逮捕 「15棟に関与」と供述(共同通信)
1級建築士の免許がないのに住宅の工事監理をしていたとして、愛知県警生活経済課と瑞穂署は7日、建築士法違反の疑いで、住所不定、貨物配送業奈良村元久容疑者(43)を逮捕した。
奈良村容疑者は「これまで愛知と三重両県で計15棟の個人住宅の設計や工事監理にかかわった」と供述。「1級建築士になりたかったが、5、6回受験しても受からなかった」と話し、容疑を認めているという。
調べでは、奈良村容疑者は2003年5月から04年6月にかけ、名古屋市内で、1級建築士でなければ工事監理できない鉄筋コンクリート住宅の新築の工事監理をした疑い。 奈良村容疑者は、1985年に大学の建築学科を卒業し、97年に同市名東区内に「空工房」という名で事務所を開設。05年に閉鎖するまで、架空の建築士番号を使ったり、知人の建築士の名義を借りたりして建築確認申請や設計・監理をしていた。
(共同通信) - 3月7日12時35分更新
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