2006年03月06日(月) 19時49分
ソフトバンクの携帯電話用電波、割り当て取り消しも(読売新聞)
林省吾総務次官は6日の記者会見で、昨年秋にソフトバンクに与えた携帯電話事業の免許認定(電波の割り当て)の取り消しもあり得るとの考えを示した。
ソフトバンクが英ボーダフォンの日本法人買収に乗り出したことに関連し、「先の認定は、申請者が新規参入希望者であることを前提にしている。当事者の考えを十分に確認しながら適切に対応していきたい」と述べた。
総務省は、昨年11月にソフトバンクの携帯電話事業への新規参入を認め、周波数1・7ギガ・ヘルツ帯の電波を割り当てた。しかし、ボーダフォン日本法人の買収に成功すれば、ソフトバンクは新規事業者でなくなるためで、同業他社からも「電波を返上すべきだ」との声が出ている。
総務省は、ソフトバンクとボーダフォンの交渉の行方などを見極めながら、最終判断する考えだ。
(読売新聞) - 3月6日19時49分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060306-00000212-yom-bus_all