2006年03月05日(日) 16時01分

徳島の薬事法違反：徳島の会社、売り上げ全国トップ級　ネックレス４億円超　／徳島（毎日新聞）

　◇国無承認の医療機器
　効能を説明しネックレスなどの無承認医療機器を販売したとして、徳島市福島２の健康機器等販売会社「プライマル・ビューティー」の社長ら３人が薬事法違反容疑（無承認医療機器販売）で逮捕された事件で、同社のネックレスの売り上げが、製造元の会社（東京都）と契約を結んだ全国の代理店の中で、トップクラスだったことが４日、分かった。
　県警の調べによると、プライマル・ビューティーは製造元の会社と代理店契約を結び、無承認のネックレスを販売。ほかにも全国の健康機器販売会社など数十社が製造元と代理店契約を結び、ネックレスを販売していたが、プライマル・ビューティーは４億円以上を売り上げ、トップクラスだったという。
　県警に逮捕された社長の堀江ミヤコ容疑者（６５）は売り上げトップの代理店代表として、製造元が開催する商品説明会にもたびたび出席していたとみられる。
　堀江容疑者らは、米ぬか入りのおけにつかる温浴法「酵素風呂」を、「健康に良い」などとして顧客に入浴させ、その際に「耳鳴りなどが治る」などと言ってネックレスの購入を勧める手口で勧誘。さらに、商品を購入した顧客らと販売員契約を結び、県外にも商品を販売したとみられている。【小野沢健一】

３月５日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060305-00000210-mailo-l36