2006年03月04日(土) 14時01分
徳島の薬事法違反:国無承認の医療機器、8府県でも販売か /徳島(毎日新聞)
◇年収2000万円の従業員も
徳島市福島2の健康機器等販売会社「プライマル・ビューティー」の社長ら3人が、効能を説明し無承認の医療機器を販売した薬事法違反(無承認医療機器販売)容疑で逮捕された事件で、同社が京都府や宮城、香川県など少なくとも8府県でも、国から承認されていないネックレスなどを販売していたことが3日、県警の調べで分かった。
調べによると、同社は過去に同社の商品を購入した県外の顧客らと販売員契約を結び、知人に商品を販売させた。県外への販売は全体の1割程度とみられ、分かっているだけでも千葉、宮城、茨城、京都、大阪、香川、高知、広島の8府県に上っている模様。
同社の販売では、既に同容疑で逮捕されている従業員、近藤いく子被告(57)が中心となって顧客を勧誘したとみられる。給与は歩合制で、固定給に売り上げの25%を加えていた。近藤被告は年収が2000万円あったという。
徳島東署などは同日、社長の堀江ミヤコ容疑者(65)を同容疑で徳島地検に送検した。【小野沢健一】
3月4日朝刊
(毎日新聞) - 3月4日14時1分更新
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