2006年02月27日(月) 06時21分
元社長が仕手筋誘う? 会社乗っ取りの資金調達(共同通信)
日本エルエスアイカード社の架空増資事件で、再逮捕された同社元社長笹尾明孝容疑者(53)は同社の乗っ取りについて、自分の方から共犯として逮捕された貴金属販売会社社長松沢泰生容疑者(54)に持ち掛けたと関係者に話していたことが27日分かった。
笹尾容疑者には10億円以上の借金があったとされ、大阪府警は笹尾容疑者が金策に窮し、仕手筋の大物だった松沢容疑者に資金面などでの協力を求めたとみて追及する。
関係者によると、両容疑者は、松沢容疑者が東京佐川急便事件で逮捕された1992年ごろからの顔見知りで、笹尾容疑者は松沢容疑者を資金力がある人物と評価していた。乗っ取り直前の2004年7月には東京都内の画廊の役員にそろって就任するなど、関係を深めていたという。
(共同通信) - 2月27日6時21分更新
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