2006年02月23日(木) 17時06分
サイバー犯罪3000件超 ネット詐欺の摘発急増(共同通信)
全国の警察が昨年1年間に摘発したサイバー犯罪(情報技術を悪用した犯罪)は、前年より約1000件、51・9%増の3161件で、統計を取り始めた2000年以降の最多記録を更新したことが23日、警察庁のまとめで分かった。
特にインターネットオークション詐欺などネットワークを悪用した詐欺の摘発が1408件で前年の2・6倍に急増。他人に成り済ましコンピューターに侵入する不正アクセス禁止法違反も倍増し277件だった。
全国の警察が受理した相談件数は8万4000件を超え、過去5年間で約7・6倍に増えた。
まとめによると、罪名別では詐欺が全体の44・8%で最も多く、次いで児童買春・ポルノ禁止法違反が10・2%、不正アクセス禁止法違反8・8%−の順。
(共同通信) - 2月23日17時6分更新
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