2006年02月20日(月) 17時29分
元メンバー3人に有罪 やまびこ会の出資法違反(共同通信)
特定非営利活動法人(NPO法人)「やまびこ会」(認証取り消し)の会員らから、焼却炉事業などへの投資名目で約2800万円を違法に集めたとして、出資法(預かり金の禁止)違反の罪に問われた同会の元メンバー貞末義則被告(57)に東京地裁は20日、懲役1年(求刑懲役1年6月)の判決を言い渡した。
共犯として起訴された同、根来尚史被告(46)ら2人は、いずれも懲役1年6月、執行猶予3年(求刑いずれも懲役1年6月)とした。
判決理由で上岡哲生裁判官は「NPO法人の資金を集めるための事業と説明し、安心感を与えて出資を募った組織的な犯行。勧誘など重要な役割を果たした責任は重い」と指摘。特に貞末被告について「焼却炉が未完成と知った後も勧誘を続けており悪質だ」とした。
(共同通信) - 2月20日17時29分更新
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