2006年02月18日(土) 16時35分
節電器訴訟で256人和解 信販会社「ジャックス」と(共同通信)
効果のない節電器を販売会社「アイディック」(東京)から買わされたのは信販会社が加盟社の管理義務を怠ったためとして、全国の自営業者らが信販会社数社に未払い金の支払い義務がないことの確認を求めた集団訴訟のうち、信販会社「ジャックス」と原告256人との間で和解が成立したことが18日、分かった。
「アイディック被害者の会」の会長を務めるレコード店経営虻川知則さん(54)=秋田県大仙市=によると、原告側がジャックスに300万円を支払い、ジャックス側は残りの未払い金の請求を放棄。ジャックスとの訴訟は終結した。和解は2月3日付。
アイディックは「電気代が大幅に節約できる」と勧誘して節電器を販売。実際は効果がほとんどなかったため、2003年9月には被害者約450人が全国11府県の地裁に1次提訴、同年12月にも約500人が15都県で2次提訴。その後も全国で訴えが相次いだ。
(共同通信) - 2月18日16時35分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060218-00000117-kyodo-soci