2006年02月17日(金) 20時01分
健康食品会社社長に有罪=アガリクス本違法広告−東京地裁(時事通信)
医薬品として未承認のアガリクス商品を書籍で広告したとして、薬事法違反罪に問われた健康食品販売会社「ミサワ化学」社長三沢豊被告(58)らの判決公判で、東京地裁の大西達夫裁判官は17日、同被告に懲役2年6月、執行猶予4年、罰金300万円(求刑懲役2年6月、罰金300万円)を言い渡した。
「史輝出版」元企画編集課長山辺泰郎被告(46)は懲役1年2月、執行猶予3年、罰金100万円(求刑懲役1年2月、罰金100万円)、法人としてのミサワ化学は求刑通り罰金400万円とした。
大西裁判官は「利欲目的で動機に酌量の余地はない」と指摘。「抗がん効果に望みを託して購入した患者らが『絶望のふちから救いを求めたのを利用して金もうけし、許せない』と厳しい処罰感情を述べるのも当然だ」と非難した。
(時事通信) - 2月17日20時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060217-00000142-jij-soci