2006年02月17日(金) 12時47分
60−70代に未公開株勧める 女性、2千万振り込む(共同通信)
アース製薬の未公開株が違法販売された事件で、証券取引法違反容疑で家宅捜索を受けた「ワールドインベストメント」(東京都中央区)など2社が、60−70代の個人投資家をターゲットに未公開株を売り込んでいたことが17日、愛知県警の調べなどで分かった。
東京都消費生活総合センターには昨年10月、ワールドインベストメントから「もうかるから是非」と未公開株の購入を勧められ、約2000万円の貯金すべてを同社に振り込んだ70代の女性から相談が寄せられていた。
センターには昨年夏以降、計16人の投資家からワールド社についての相談が寄せられ、うち13人が60−70代。
センターは「相談者はバブル期に40−50代で、政治家が未公開株で利益を得たことを良く知っている。金銭的にも余裕がある年齢層のため、標的にしたのではないか」と分析している。
(共同通信) - 2月17日12時47分更新
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