2006年02月16日(木) 17時00分
ヒューザーの破産開始決定=住民の申し立て認める−耐震強度偽装・東京地裁(時事通信)
耐震強度偽装事件をめぐり、東京地裁(西謙二裁判長)は16日、マンション開発会社「ヒューザー」(東京都)の破産手続き開始を決定した。同社が公表した資料によると、負債総額は約84億3700万円。旧破産法上の債権者集会に当たる財産状況報告集会は、9月13日に同地裁で開かれる。
同社が販売した分譲マンション9棟の住民が先月31日、「同社の資産流出を防ぎ補償に充てる」として、破産を申し立てた。
これに対し、ヒューザー側は「自治体に139億円の損害賠償を求めた訴訟で勝訴の見込みがある。賠償金を資産とみなすべきで、債務超過ではない」と主張していた。
(時事通信) - 2月16日17時0分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060216-00000102-jij-soci