2006年02月15日(水) 06時22分
ネット取引の利益納税を 確定申告前に国税呼び掛け(共同通信)
所得税の確定申告受け付けが16日、スタートする。近年、サラリーマンでもインターネット取引などで稼ぎ、確定申告が必要となる人が増える傾向にある。一方で、無申告の人も少なくないとみられ、国税当局は「昨年1年間に給与以外に20万円を超す副収入があれば申告を」と呼び掛けている。
全国の国税局が昨年6月までの1年間に、ネット上で物品取引などをした1031の個人らを税務調査したところ、2割近くが無申告だった。
昨年7月以降の調査でも、ネットオークションで多額の所得を得た会社員や、出会い系サイト運営で報酬を得た学生らの無申告が見つかった。ネット上で1日に何度も株取引を繰り返すデイトレーダーと呼ばれる個人投資家らが納税していないケースもあった。
(共同通信) - 2月15日6時22分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060215-00000040-kyodo-soci