2006年02月14日(火) 03時35分
受刑者情報ネットに流出、滋賀刑務所など1万件?(読売新聞)
受刑者らの個人情報や刑務所の内部文書が、インターネットを通じて流出していることが13日、明らかになった。流出情報は1万件に上る可能性もあり、法務省は調査に乗り出した。
同省矯正局によると、今月3日、内閣官房情報セキュリティセンターがネット上での情報流出を確認し、法務省に連絡した。
現時点で流出が確認されているのは、滋賀刑務所や福岡拘置所などの被収容者についての氏名、生年月日、性別のほか、業務上の内部文書、受刑者が施設に処遇改善などを求めた文書などという。
これまでの調査では、京都刑務所の刑務官が、鹿児島刑務所の刑務官からCD—ROMに入った情報を受け取り、自分のパソコンに保存したが、パソコンがコンピューターウイルスに感染し、流出した。刑務官らは「互いの勉強のため」に情報をやり取りしていたという。
(読売新聞) - 2月14日3時35分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060213-00000016-yom-soci