2006年02月14日(火) 00時07分
受刑者情報1万件が流出 法務省が調査(共同通信)
複数の刑務所や拘置所に収容されている受刑者、未決拘置者の個人情報など計1万件余りが、ウイルスに感染した京都刑務所(京都市)の刑務官の私物パソコンからインターネット上に流出していたことが13日、法務省の調べで分かった。
鹿児島刑務所(鹿児島県湧水町)の職員が、情報が記録された書き込み可能なCD(CD−R)を刑務官に渡したといい、法務省は異なる施設の職員間で情報をやりとりした理由や経緯などを調べている。個人の犯歴が明らかになる刑事施設収容者情報のネット流出は前例がなく、情報管理の在り方が問われそうだ。
法務省矯正局などによると、流出したのは鹿児島刑務所、滋賀刑務所(大津市)、福岡拘置所(福岡市)に収容されていた受刑者、未決拘置者の氏名、事件概要などの記録が中心。所内の業務文書なども含まれていた。
(共同通信) - 2月14日0時7分更新
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