2006年02月14日(火) 00時00分

千葉の業者、組織ぐるみか 悪質修繕容疑 （中日新聞）

　県警生活経済課と船橋署などは十三日、うそを言って不必要なリフォーム契約を結ばせたとして、特定商取引法違反（不実の告知）の疑いで、韓国籍の神奈川県藤沢市片瀬海岸一、中古車販売会社員張公一（２６）と市川市南行徳一、無職深田実（４５）の両容疑者を逮捕した。

　調べでは、二人は千葉市花見川区のリフォーム会社「建築工房」に勤務していた昨年一月七日、習志野市新栄の無職男性（６４）方を訪問。男性の妻（６３）に床下をデジタルカメラで撮影した写真を見せながら「給湯器から水漏れしている。キッチンを新品に交換しないと、壁や土台が腐る」とうそを言い、二百二十六万円のリフォーム契約を結ばせた疑い。適正価格の約二倍とみられる。

　同社をめぐっては一月十三日、元従業員二人が同容疑で逮捕されており、県警は会社ぐるみで悪質リフォームを繰り返していたとみて、調べを進めている。

http://www.chunichi.co.jp/00/cba/20060214/lcl_____cba_____004.shtml