2006年02月09日(木) 10時56分
リフォーム被害223億 前年の16倍(共同通信)
昨年1年間に全国の警察が特定商取引法違反で摘発した悪質リフォーム事件は、前年より42件多い64件で、被害者は前年の約5倍の2万4000人、被害額は同約16倍の約223億円に上ることが9日、警察庁のまとめで分かった。
床下の点検を装って高齢者宅を訪問し「基礎にひびが入っている」などとうそを言って工事契約を結ばせたとして、警視庁が摘発した「サムニングループ」による事件(被害者約5400人、被害総額約115億円)や、「柱が腐っている」などとうそを言って工事契約を結ばせたとして、徳島県警が摘発した事件(被害者約1100人、被害総額約2億3200万円)などが急増の原因。
生活経済事犯全体では、摘発事件数9117件、摘発人数1万2562人と、いずれも1990年に統計を取り始めて以来最多だった。
(共同通信) - 2月9日10時56分更新
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