2006年02月08日(水) 12時11分
<メードカフェ>レジ袋遠慮で「ご主人様」にサイン(毎日新聞)
レジ袋を断ると、メイドカフェでサインがもらえます——。東京・秋葉原の大手家電量販店「ヨドバシカメラマルチメディアAkiba」(東京都千代田区)と、周囲の秋葉原文化の一つ、「メイドカフェ」の16店舗などが協力し、過剰包装を減らす取り組み「My(マイ)メイドバッグ」プロジェクトを11〜16日に実施する。
この試みは期間中、同店6階のホビーコーナーのレジで、買い物の際にレジ袋や紙袋を断ると、先着3000人にオリジナルの「Myメイドバッグ」をプレゼント。さらにスタンプが押されたレシートとバッグを、プロジェクトに参加する周囲のメードカフェに持参すると、メード姿の従業員がバッグにサインやイラストなどを書き込むサービスを受けられるという。
国内で使用されるレジ袋は大型袋換算で年間約300億枚に上るとされ、その削減はごみ減量につながるだけでなく、焼却が減るため温暖化防止対策に有効とされる。
男性が「メードカフェ」の女性に対して持つ感情などは「萌(も)え」と呼ばれる。男性の思いを利用した今回の試みについて環境省国民生活対策室は「家電量販店とメイドカフェの異色の組み合わせで、ごみ減量につなげてほしい」と期待している。
初日の11日は午後3時から、同店1階で約40人のメード姿の従業員が過剰包装の抑制を呼び掛けるなどイベントのPRを行う。【江口一】
(毎日新聞) - 2月8日12時11分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060208-00000033-mai-soci