2006年02月07日(火) 16時30分
高級車窃盗団56人逮捕、送検 容疑で京都府警など(京都新聞)
暴力団組員らでつくる窃盗グループが、京都や大阪など8府県で盗んだ高級車などを韓国へ輸出したり国内で売りさばいていたなどとして、京都府警捜査三課と右京、九条両署や山口県警などは7日までに、窃盗や盗品等有償譲り受けなどの疑いで、京都市内の暴力団組員ら計56人を逮捕、送検した。
府警は、窃盗グループが1999年秋から2005年秋にかけ、京都府南部や大阪府などで、外国や国産の主に高級乗用車計約440台を盗んだとみており、うち約100件総額約1億6000万円分を送検し、別に計約670件総額約6億5000万円分を裏付けた、という。
これまでの府警などの調べでは、高島市朽木、中古車解体業音野洋子被告(62)=盗品等有償譲受けの罪で起訴=ら2人が主に犯行を指示。5グループに分かれ、車を盗んだり、車体番号を偽造するなどの役割を分担していた、という。
府警は、盗んだ車は偽造ナンバーを付けて国内で暴力団関係者に売ったり、同じ車種の車体番号に打ち換えた上、偽造した抹消登録証明書を添えて福井や広島、山口県の港から韓国に輸出していたとみている。
(京都新聞) - 2月7日16時30分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060207-00000023-kyt-l26