2006年02月07日(火) 13時38分
売買装う「融資」は違法 最高裁が初判断(共同通信)
売却した不動産を一定期間内に買い戻せる特約をめぐりトラブルとなった建物明け渡し訴訟の上告審判決で、最高裁第3小法廷(上田豊三裁判長)は7日、不動産を借金の担保にしようとした融資であり、売買契約は無効との初判断を示した。
この特約は、不動産売買に限り一定の条件付きで認められているが、違法な高金利融資の手段に悪用されるケースもある。江戸時代には「年季売買」などと呼ばれ、長く慣行として残っているが、今回の判決はこうした事実上の高金利融資を違法と明確に認定した。
(共同通信) - 2月7日13時38分更新
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