2006年02月02日(木) 03時08分
5月10日「奴隷廃止記念日」 仏大統領提案(産経新聞)
フランスのシラク大統領は一月三十日、五月十日を奴隷制度廃止記念日とする意向を表明した。大統領は演説で、「奴隷制度は人種差別を養成する」と批判。さらに、「一国の偉大さは国の歴史を全て受容することにある。栄光のページはもとより陰の部分も」と述べ、歴史の負の部分も受け入れる必要性を訴えた。大統領は一月二十五日には憲法評議会に対し、植民地時代の「フランスの肯定的役割」を教科書に記述するよう義務づける法律条項の廃止を要請している。(パリ 山口昌子)
(産経新聞) - 2月2日3時8分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060202-00000013-san-int