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エム社を中心に十一社から成る同グループは二〇〇〇年九月以降、三十四都府県の六千人以上に住宅リフォームや浄水器販売などで強引な営業活動を展開し、総額約百五十億九千万円を売り上げたという。
小川容疑者は自ら編み出した営業トークなどの“だましのテクニック”を若手に伝授し、事件を主導したと同課はみている。
調べでは、小川容疑者らは〇二年一月、横浜市の男性会社員(47)に「屋根裏の柱がゆがんでいる。地震がきたら家が崩れる」とうそをついて補強工事契約を結ばせ、代金約百十七万円をだまし取った疑い。「全く知らない」と容疑を否認しているという。
小川容疑者は被害男性を直接には勧誘していなかったが、小松被告らに指示して現場の営業マンにだます手口を伝えており、同課は共犯関係が成立すると判断した。
小川容疑者は約十年前に住宅の屋根補修業に進出。自ら営業に回る中で、高齢者の不安をあおり強引に契約を取る手口を考え付いた。二〇〇〇年三月−〇四年十一月の間に、約六億四千万円の収入を得ていたという。
一九九七年十二月、エム社の前身を設立し、二〇〇〇年ごろから総合リフォーム業を全国展開。顧客の苦情が増えた〇二年二月、営業部門をサムニングループとして独立させて行政当局の監視の目を逃れていた。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20060202/mng_____sya_____012.shtml