2006年02月01日(水) 15時51分
NEC製水冷デスクトップPCに不具合(+D PCUPdate)
2005年8月に発売された「VALUESTAR G タイプC」 写真:ITmedia
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日本電気は2月1日、同社製デスクトップPC「VALUESTAR」シリーズにおける水冷システム搭載モデルの一部において、ポンプから異音発生/ある条件下でPCIカード増設時に正常に動作しないことが判明したと発表した。同日より無償修理の受け付けを開始、2月11日から回収修理を実施する。
対象モデルは2005年8月および9月に販売された「VALUESTAR G タイプC」(2005年8月発売)、「VALUESTAR G タイプX」(2005年9月発売)、「VALUESTAR X」。出荷台数は約7500台。
告知された不具合は以下の通り。
指定温度条件(10度から35度)のうち、10度から15度程度で起動した場合、水冷ユニット内の冷却液循環ポンプから一時的にカタカタと異音が発生する。
PCI拡張スロットに、-12ボルトを使用する一部PCI拡張カードを接続した場合に正常に動作しない。
ポンプ異音は、冷却液循環ポンプ内のゴム製弁が低温環境下で硬くなることで弁開閉時に音が発生するため、PCIスロットについては同スロットに-12ボルトが供給されていないためとしている。
同社は、同日より該当製品の無償修理受け付けを開始し、2月11日から回収修理を実施する。Webサイト上ないし電話で告知・受け付けを行い、該当する水冷ユニットとPCI拡張スロット搭載基板を、製品引き取り/修理完了後配送料含めて無償で交換する。
http://www.itmedia.co.jp/pcupdate/
(+D PCUPdate) - 2月1日15時51分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060201-00000046-zdn_pc-sci