2006年01月31日(火) 17時08分
キヤノンが逆転勝訴 差し止め認める(共同通信)
キヤノン(東京)が特許権を持つインクジェットプリンター用カートリッジをめぐり、リサイクル品の輸入・販売の差し止めと在庫品の廃棄を、東京の輸入会社「リサイクル・アシスト」に求めた訴訟の控訴審判決で、知的財産(知財)高裁(裁判長・篠原勝美所長)は31日、請求棄却の1審東京地裁判決を取り消し、キヤノン側の請求を全面的に認めた。
判決理由で、篠原裁判長は「特許発明の本質的部分について加工や変換が行われており、特許権者は差し止めを求められる」と述べた。
問題となったのは、使用済みのキヤノン社製カートリッジ本体に穴を開け内部を洗浄するなどし、他社製インクを注入、商品化したもので、リ社が中国から輸入、日本国内で販売した。
(共同通信) - 1月31日17時8分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060131-00000193-kyodo-soci