2006年01月31日(火) 11時00分
消費支出、3カ月連続増=寒波対策かさむ−12月のサラリーマン世帯(時事通信)
総務省が31日発表した昨年12月のサラリーマン世帯家計調査によると、1世帯当たりの消費支出は37万9769円と、物価変動を除いた実質で前年同月比3.2%増加し、3カ月連続のプラスとなった。
支出の内訳を見ると、設備修繕・維持の増加で住居が15.5%増加したほか、前月からの寒波の影響で灯油代や電気代などの光熱・水道が8.7%増。家具・家事用品も、ストーブや温風ヒーターなど暖房器具の購入で0.4%増えた。被服及び履物は下着類や婦人用セーターなどが買われ、8.6%増。一方で、交通・通信、教養娯楽は前年実績を下回った。
世帯主の定期収入が10カ月連続マイナスとなる中での消費増加について、総務省では「景気回復への期待に加え、寒さ対策として出費せざるを得ない側面もあったのではないか」(消費統計課)と分析している。
(時事通信) - 1月31日11時0分更新
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