2006年01月29日(日) 01時39分
間違って隣の店舗を捜索 覚せい剤事件で警視庁(共同通信)
警視庁綾瀬署は28日、覚せい剤取締法違反事件の捜査で家宅捜索する店舗を間違え、隣り合う別の店舗を捜索するミスがあったと発表した。
覚せい剤の譲り渡し場所として内偵捜査した結果、2つの店舗の客が同じだったことなどから、入り口は別だが内部で通じていると判断してしまったという。
綾瀬署によると、捜索は27日午後8時半ごろ、東京都葛飾区亀有のマンション1階にあるフィリピン人の出入りするレストラン兼雑貨店で開始。捜索差し押さえ令状に記載された店舗は鍵が閉まっていたため、同一と判断していた隣の店舗に入ったという。
しかし捜索の結果、2店舗は内部でつながっておらず、経営者も違うことが判明。約1時間後に捜索を中止、客のフィリピン人らに謝罪した。
正しい捜索先の店舗もその後捜索したが、押収物はなかった。
(共同通信) - 1月29日1時39分更新
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