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後援会の役員や支持者ら約百人を前に、松本氏は「前回の選挙で敗れ、ようやく当選させていただいたのに、何とも言いようがなく、申し訳ない気持ちでいっぱい」と声を詰まらせた。
補選について「語る立場にない」としながらも、「補選は厳しくなる。私に与えていただいた温情、熱意を、(候補者が)誰に決まろうともお寄せいただきたい」と訴えた。
一方で「違反で稼いだ票がどれだけあったのか。大方の票は善意の中で入れていただいた。そこを無視して、辞めますと言うのもいかがなものか」と辞職を決断するまでの葛藤(かっとう)も打ち明けた。
集会終了後、取材に応じた松本氏は、今後の政治活動について「一から出直す中で、チャンスがあれば考えていきたい。支持者の声を受け止め、再起に向けた活動をしなければいけないと感じた」と話した。
支持者の女性(49)は「県議選で選挙違反の前例があったのに、なぜ同じことをするのか。みんなで一生懸命に応援したのに悔しい」と目頭を押さえた。
(林 容史)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/cba/20060129/lcl_____cba_____001.shtml