2006年01月27日(金) 02時45分
スパイウエア預金詐欺事件 作成者、国内初の逮捕(産経新聞)
「スパイウエア」と呼ばれる不正ソフトを使った預金詐欺事件で、警視庁は不正アクセス禁止法違反と電子計算機使用詐欺の疑いで、指名手配していた住所不定、元IT関連企業社員、竹川敦容疑者(31)を逮捕した。
竹川容疑者は「スパイウエアはネット上で入手したソフトを組み合わせて自分が三カ月間かけて開発した」と容疑を認め「金は生活費や遊興費にあてた」と供述。スパイウエアの作成者が逮捕されたのは国内で初めて。
竹川容疑者は、ネットバンキングに口座を開設する通信販売業者計十社に、スパイウエアを添付した電子メールを送信し、ネットバンキング用のIDとパスワードを不正に入手して計約千百万円を詐取したことを認めている。
(産経新聞) - 1月27日2時45分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060127-00000021-san-soci