2006年01月26日(木) 09時41分
スパイウエア作成の男逮捕 国内初、不正アクセス容疑(共同通信)
スパイウエアを使った預金詐取事件で、警視庁ハイテク犯罪対策総合センターは26日までに、電子計算機使用詐欺と不正アクセス禁止法違反の疑いで指名手配していた東京都江戸川区の元IT関連企業社員、竹川敦容疑者(31)を逮捕した。
竹川容疑者は容疑を認めた上で「スパイウエアは自分が開発した」と供述。スパイウエアの作成者が逮捕されたのは国内で初めてという。
共犯の平山喜一被告(34)=不正アクセス禁止法違反の罪などで起訴=の供述や押収したパソコンのデータ解析などから、同センターは、2人がスパイウエアを使い、通販業者10社の口座から総額約1100万円を詐取したとみている。
竹川容疑者は「平山被告から犯行を持ち掛けられた」と述べている。
(共同通信) - 1月26日9時41分更新
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