2006年01月26日(木) 19時19分
「パソコン江戸川に投棄」 スパイウエア作成の男（共同通信）
スパイウエアを使った預金詐取事件で、警視庁ハイテク犯罪対策総合センターに逮捕された元コンピューター関連派遣社員竹川敦容疑者（３１）が、調べに対し「昨年１０月ごろ、スパイウエア作成に使ったパソコンを東京都内の江戸川に投棄した」と供述していることが２６日、分かった。
パソコンはデスクトップ型で水中に投棄されて約３カ月たっており、内部のデータが損傷している可能性が高いものの、同センターはスパイウエア作製の手口を調べるため、潜水作業による捜索も検討している。
また、スパイウエアが仕込まれたＣＤ−ＲＯＭを送られた神奈川県内の企業が開設していた北陸銀行（富山市）の口座から、ほかの口座に現金が振り込まれた事件への関与も認めた。「最終的に預金詐取には失敗した」と供述しているという。
（共同通信） - 1月26日19時19分更新
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