2006年01月25日(水) 13時32分
【中国】キャッシュカード「暗証番号泥棒」仰天のハイテク手口(サーチナ・中国情報局)
日本では銀行ATMをめぐり、盗撮事件が相次いで報道されているが、中国ではハイテクを悪用して、キャッシュカードをコピーする仰天の手口が発覚した。25日付で中国娯楽信報が伝えた。
事件の舞台となったのは、海南省の海口市。ATMが入ったボックスの入り口に、何者かが「偽オートロック」をひそかに設置。
「偽オートロック」の横には、暗証番号を打ち込むためのテンキーも取り付けられており、「ATMに入る前に、キャッシュカードを通して、暗証番号を入力してください」などと操作方法が説明されていたという。
「偽オートロック」の裏側には、小型のノートパソコンが取り付けられており、ATM利用者が指示に従って操作を行うと、銀行の口座番号やキャッシュカードの暗証番号を記録する仕組みになっていた。
被害にあった銀行の関係者は、「読み取ったデータをもとに、キャッシュカードのコピーを作る目的だったのではないか」と推測している。
警察は「偽オートロック」を押収し、捜査を開始したという。(編集担当:菅原大輔・如月隼人)
(サーチナ・中国情報局) - 1月25日13時32分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060125-00000019-scn-int&kz=int