2006年01月25日(水) 17時00分
オウム杉浦被告に有罪=最高幹部、職安法違反−東京地裁(時事通信)
オウム真理教(現アーレフ)による技術者違法派遣事件で、職業安定法違反罪に問われた教団最高幹部杉浦茂被告(47)に対し、東京地裁の渡辺康裁判長は25日、懲役1年、執行猶予4年(求刑懲役1年)の判決を言い渡した。
渡辺裁判長は、杉浦被告が配下信者の口座を管理して賃金全額を教団への布施に充てたことを指摘。「まさに中間搾取と言え、悪質」と述べた。
被告側は無罪を主張したが、渡辺裁判長は技術者派遣の違法性を認識していたのは明らかとして退けた。
(時事通信) - 1月25日17時0分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060125-00000095-jij-soci