2006年01月24日(火) 13時15分
捜査資料がネットに流出 神奈川県警、ウィニーで(共同通信)
神奈川県警厚木署の交番に勤務する男性署員の私物パソコンから昨年末、空き巣被害者の名前など個人情報が含まれた複数の捜査資料がインターネットに流出したことが24日、分かった。ファイル交換ソフト「ウィニー」を通じて流出したとみられ、県警は名前が漏れた被害者に謝罪した。署員からも事情を聴いており、近く処分する。
県警によると、流出したのは空き巣事件の実況見分調書やメモ類など。署員が自宅でインターネットに接続した際、ウイルスに感染したのが原因とみられる。
県警は、私物パソコンを職務で使うには署長の許可が必要と内規で定めているが、署員は許可を得ていなかったという。
ウィニーによる捜査情報のインターネットへの流出は、北海道警や愛知県警などでも発生している。
(共同通信) - 1月24日13時15分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060124-00000118-kyodo-soci