2006年01月23日(月) 19時00分
オウム観察処分を再延長=松本被告の影響、一層強固−収支事業報告義務も・公安審(時事通信)
団体規制法に基づくオウム真理教(現アーレフ)に対する観察処分について、公安審査委員会(田中康久委員長)は23日、「現在も無差別大量殺人行為に及ぶ危険性がある」として、3年間の再延長を決め、公安調査庁と教団に決定書を送付した。公安庁が求めていた教団の収益事業に関する報告義務についても認めた。
期限は2009年1月まで。観察処分は2000年2月に始まり、延長は03年1月に続き2回目。
公安審は決定理由で、「前回更新以降、松本被告の絶対的な影響力がより一層強固になっており、(地下鉄、松本)両サリン事件を正当化する言動が多数認められる」と指摘。松本被告を「王」、子供たちを「王権継承者」とする動きがあると述べた。
(時事通信) - 1月23日19時0分更新
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