2006年01月18日(水) 14時12分
ライブドアに粉飾容疑 東証は上場廃止検討も(共同通信)
ライブドア(東京都港区)が2004年9月期の単独決算で、不正な経理操作で赤字を隠し、約14億円の黒字を装っていた疑いがあることが18日、関係者の話で分かった。関係会社の利益をライブドア本体の経理に付け替える手口とみられる。東京地検特捜部も同様の事実を把握、粉飾決算などの疑いがあるとみて捜査している。
また東京証券取引所はライブドアに詳細な経緯の報告を求める方針で、西室泰三社長は「規定抵触が明らかな場合、上場廃止を決定せざるを得ない」との考えを示した。
関係者の話によると、ライブドアの同期決算は約10億円の赤字だったのに、実質的に傘下にあったものの、同社と別会計で買収作業も完了していなかった複数の会社の利益計約24億円がライブドア本体に移された。
(共同通信) - 1月18日14時12分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060118-00000117-kyodo-soci