2006年01月18日(水) 17時30分
行政書士合格者、東京都HPでフライング発表(読売新聞)
本来なら19日に発表されるはずの行政書士試験合格者名などが、東京都のホームページ(HP)上で18日朝まで閲覧できる状態になっていたことがわかった。
都によると、なんらかのミスで、19日付の都公報がフライングで閲覧可能になってしまったという。都は閲覧を停止するとともに、原因を調べている。
都によると、行政書士試験を行っている財団法人「行政書士試験研究センター」から18日朝、「19日発表の合格者名が都のHPで公表されている」との指摘があった。
本来、合格者名を掲載した公報は19日午前9時から公開する設定にしていたが、アドレスの一部を変更して入力すると閲覧できるようになっていた。
掲載は17日夕ごろからと見られ、都は、HP運営を委託している業者から事情を聞いている。
フライングで閲覧可能となっていたのは、昨年10月に行われた05年度の行政書士試験の合格者(都内会場受験者)637人の受験番号と氏名。このほか、19の貸金業者に対する行政処分結果や、都道の区域変更など都の告示案件7件、都市計画事業の施行など公告案件3件も含まれていた。
都は「関係者におわびするとともに、原因を解明し二度と起こらないようにしたい」と話している。
(読売新聞) - 1月18日17時30分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060118-00000506-yom-soci