2006年01月14日(土) 17時26分
リフォーム詐欺:初公判で会社元所長、起訴事実認める−−徳島地裁 /徳島(毎日新聞)
徳島市八万町の住宅リフォーム会社「ユービック」(解散)の元従業員によるリフォーム詐欺事件で、詐欺と特定商取引法違反(不実の告知)の罪に問われている同社元所長の福本恭史被告(24)=同市南佐古五番町=の初公判が13日、徳島地裁(杉村鎮右裁判官)であり、福本被告は起訴事実を全面的に認めた。検察側は次回の公判までに追起訴し、組織犯罪処罰法違反の罪(組織的詐欺)に訴因変更する方針。
起訴状によると、福本被告は同社社長の吉岡友和被告(29)=同罪などで起訴=と共謀のうえ、04年3月ごろ、同市内の男性会社員宅を訪れ、「このままだと、地震が来たら家が倒壊する」などとうそをつき、実際には不必要な床下耐震工事の契約を結ばせ、工事代金約46万円をだまし取った。また、同年12月から05年1月ごろにも、石井町内の男性会社員から同様の手口で、工事代金約37万円をだまし取った。【加藤明子】
1月14日朝刊
(毎日新聞) - 1月14日17時26分更新
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