2006年01月11日(水) 15時35分
三菱東京UFJ銀行、入金口座変更依頼書の誤記載の原因はプログラミングミス(ロイター)
[東京 11日 ロイター] 三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下の三菱東京UFJ銀行が起こした総合振込などの入金口座変更依頼書の誤記載は、依頼書を作成するプログラムの不具合が原因だったことが分かった。
同行の発表によると、合併による銀行名や支店名の変更に伴い、一部の顧客で振込先を読み替える必要が生じた。これを顧客に知らせるため、入金口座変更依頼書を自動的に作成するプログラムを使い、文書を作成したが、このプログラムに不具合があったため、法人顧客など585社に対して関係のない3495の口座番号が送付された。振込みそのものには影響はないという。
また、同行は同日、非居住者向けの証券保管業務で約1900件の遅延が発生したと発表した。証券保管振替機構との照合処理に不具合があったため。すでに復旧し、遅延は解消された。
金融庁は11日、同行に対して銀行法に基づく報告命令を出した。システムトラブルについては、自動的に報告命令を求めることにしており、これに則った措置。
(ロイター) - 1月11日15時35分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060111-00000373-reu-bus_all