2006年01月11日(水) 16時42分
顧客データ3495件誤記載 三菱東京UFJ銀(産経新聞)
プログラムに不具合
三菱東京UFJ銀行は十一日、今月一日の合併に伴い法人の取引先あてに送付した「入金口座変更依頼書」の中で、顧客データの誤記載が三千四百九十五件あったと発表した。プログラムの不具合が原因で、振り込み依頼人とは関係ないカタカナ表記の取引先社名と口座番号を誤って記載していた。同行では入金自体は正常に行われているとしている。
データの誤記載があったのは、旧東京三菱銀行の店舗に社員給与や支払いなどの総合振り込みを依頼していた取引先に対し、新しい銀行・店舗の名称を案内するために作成した文書。五百八十五社あての依頼書の明細に、関係のない別の口座番号や社名の表記が三千四百九十五件あった。
顧客からの指摘で判明し、同行では不具合があった依頼書作成プログラムを修正するとともに文書回収を進めている。
(産経新聞) - 1月11日16時42分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060111-00000029-san-bus_all