2006年01月09日(月) 21時49分
司法判断基に共通診断書 水俣病で早期救済（共同通信）
水俣病被害者の早期救済を実現するため、医師や弁護士らが９日、熊本市で会合を開き、過去の水俣病訴訟の判決に基づき診断項目や方法を統一した共通診断書を作成することで合意した。
関西水俣病訴訟最高裁判決などは、行政の患者認定基準よりも幅広く被害を認めている。過去の司法の場で水俣病被害と認められた症状を絞り込んで統一的に診断できる共通診断書を作ることで、訴訟での審理短縮を目指す。
このほか、研究の結果で医師がメチル水銀の影響と判断した新たな症状を診断項目に盛り込むことも検討している。
（共同通信） - 1月9日21時49分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060109-00000127-kyodo-soci