2006年01月07日(土) 15時55分
盗難カード「確認のため暗証番号を」 警察と銀行装う（産経新聞）
３００万円被害
兵庫県尼崎市稲葉元町の会社員（３７）方に六日夜、警察官や銀行員を名乗って盗難にあったキャッシュカードの暗証番号を聞き出す電話があり、現金約三百万円が引き出される事件があった。尼崎西署は窃盗事件として捜査している。
調べでは、会社員の妻（３４）が六日夜、「お宅の物を持っている男を職務質問している」と、警察官を名乗る男の声の電話を受け、家を確認したところ、現金七十万円とキャッシュカード二枚がなくなっていた。その直後、今度は銀行のコールセンター係を名乗る女の声で「キャッシュカードは盗難にあっている可能性がある。確認のため暗証番号を教えてほしい」と電話があり、妻は暗証番号を教えた。
その後、警察からの連絡がなく、不審に思った妻が警察と銀行に確認したところ、銀行口座からは約三百万円が引き出されていた。同署は、妻がこの日午後六時半から約二時間外出しており、この間に現金やカードが盗まれた可能性が高いとみている。
（産経新聞） - 1月7日15時55分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060107-00000030-san-soci