2006年01月06日(金) 12時33分
<郵便誤配確認>局長代理が郵便受けから無断で 滋賀(毎日新聞)
滋賀県野洲市の野洲郵便局の男性局長代理(47)が年賀状の誤配をチェックするため、粘着テープを付けたハンガーをアパートの1室の郵便受けに無断で差し込んでいたことがわかった。日本郵政公社は郵便物取扱規則に反するとして、局長代理を処分する方針。
同公社近畿支社によると、同市内のアパート住民から1日に「年賀状が来ない」と苦情があった。担当の配達員が「階下の部屋に配ったかもしれない」と話したため、局長代理が誤配と判断して階下の住民を訪問。住民は留守で、局長代理は持参した針金のハンガーの先端に粘着テープを付けて郵便受けの中に入れて捜した。年賀状は見つからず、テープに付着したチラシ1枚を持ち帰ったという。局長が5日、この住民に謝罪した。
局長代理は「郵便受けから年賀状が取り出されたかどうか確認したかった」と話しているという。【阿部雄介】
(毎日新聞) - 1月6日12時33分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060106-00000051-mai-soci