2006年01月01日(日) 11時00分
正月はメタボリックの危険大(オリコン)
忘年会にお正月、そして新年会・・・。この時期はついつい暴飲暴食をしがち。いくら酒豪で強靱な胃袋の持ち主といえども、「スーダラ節」の歌詞ではないが決して体にいいわけはない。
それどころか暴飲暴食は命にかかわることもあるのだ。糖尿病で亡くなる人は1月がもっとも多いといわれている。そこで厚生労働省の人口動態統計月報(概数)を調べてみた。現在発表されている最新の月報は今年7月のもの。そこから過去1年分をさかのぼり、糖尿病で亡くなった人の数を調べてみると・・・。
2005年8月=936人、9月=879人、10月=949人、11月=1164人、12月=1383人、2006年1月=1522人、2月=1254人、3月=1269人、4月=1168人、5月=1100人、6月=978人、7月=962人
1月の人数が突出しているのがわかる。これは毎年ほぼ変わらず、また東京都など各自治体の統計も似た傾向にある。
最大の要因はすばり暴飲暴食だ。糖尿病患者の多くは年末年始に血糖値が上がり、1月は状態が悪くなるといわれている。
暴飲暴食で血糖値が上がると、動脈硬化を進行させてしまう。心筋梗塞には胸の痛みという自覚症状があるが、糖尿病の人は痛みを感じにくく、発見が遅れがちというのも厄介だ。
また要注意なのは糖尿病患者だけではない。暴飲暴食は健康な人でもインシュリンの分泌を狂いやすくしてしまう。糖尿病予備軍だった人がついに発症、ということも大いにありうるのだ。
対策としては一にも二にもまず節制。たとえば鍋料理なら、野菜を中心に食べる。とくに食物繊維は血糖値の上昇を穏やかにしたり、血中コレステロールを下げる働きがあるので効果的。もちろん野菜だからといって、食べ過ぎは禁物。腹八分目よりもさらに抑えて6〜7分目を心掛けよう。
また焼酎やウイスキーなどの蒸留酒なら血糖値は上がらないという人もいるが、それは間違い。アルコールそのものが高カロリーなので、実際には気休め程度でしかない。日本酒で1合程度が“適量"と考えよう。
食以外の面では、心臓に負担をかけないよう運動を控えること。運動不足が気になるならウォーキング程度にとどめるのが理想的だ。
日本には「一年の計は元旦にあり」ということわざがある。2007年を健康に過ごすためにも、お正月の暴飲暴食にはくれぐれもご注意を。
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