2006年01月01日(日) 00時00分
KDDI、ツーカーを08年3月終了−3G携帯へ移行促す()
KDDIは7日、第2世代(2G)携帯電話サービス「ツーカー」を08年3月末で終了すると発表した。サービスを第3世代(3G)携帯電話「au」に統一する。携帯電話3社の中で2Gの終了方針を表明したのは同社が初めて。ツーカー利用者は11月末時点で約161万件。今後利用者にサービスの終了方針を告知し、同じ電話番号とメールアドレスのままでauへ移行することを促す。このため移行手数料2835円を07年1月から無料にする。
KDDIが2Gの終了方針を示したことで、今後は競合の対応が焦点となる。総務省は周波数再編計画でNTTドコモの2Gサービス「ムーバ」が利用している800メガヘルツ帯を2012年に終了させる方針を打ち出している。ただムーバの利用者は現在も2000万件以上あり、ドコモは新規受け付けの停止や終了時期について明らかにしていない。
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(日刊工業新聞) - 12月8日8時31分更新