2006年01月01日(日) 00時00分
携帯3社の11月末加入者数、同番号移行制が影響しドコモ初の純減()
NTTドコモ初の純減に—。NTTドコモの11月末時点の加入者が10月末比1万7500件減と92年の創業以来初めて純減に転じたことが7日分かった。携帯電話の同番号移行制度(MNP)による転出増が最大の要因。今後料金引き下げなど新たな対応策を迫られることになりそうだ。
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル(SBM)の3社が7日に公表した11月のMNPによる転入転出状況は、転入から転出を差し引いた合計でKDDIが増加、他2社は減少と明暗を分けた。
同日に電気通信事業者協会が発表した11月の携帯電話の加入状況によると、総加入者数は10月末比37万6100件増の9445万3700件。初めて純減になったドコモの総加入者数は5212万6200件。同社によると「新端末(903シリーズ)の投入が遅れたことが響いたもので純減は一時的な現象。端末が出そろう12月は巻き返す」(広報部)としている。
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(日刊工業新聞) - 12月8日8時30分更新