2005年12月27日(火) 00時51分
サブリース契約、賃料1割減額認める判決(読売新聞)
地主が建設したビルを借り上げてテナントに転貸する「サブリース契約」を巡り、三井物産(東京都千代田区)が地主の千倉書房(中央区)に対し、賃料相場の下落などを理由に、当初契約した賃料を引き下げ、過払い分を返還するよう求めた訴訟の判決が26日、東京地裁であった。
土肥章大裁判長は、賃料の約1割に当たる月額約670万円の減額を認め、約2億4850万円の返還を命じた。
サブリース契約を巡り、最高裁は一昨年、「賃料減額を請求する権利がある」との初判断を示し、下級審でどれだけ減額を認められるかが注目されていた。
(読売新聞) - 12月27日0時51分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051226-00000316-yom-soci