2005年12月24日(土) 20時47分
盗撮口座の凍結間に合わず 被害は計3000万円に(共同通信)
埼玉縣信用金庫(埼玉県熊谷市)の現金自動預払機(ATM)に隠しカメラが仕掛けられた事件で、同信金が全ATMの防犯ビデオ映像を解析していた22日と23日に、顧客の41口座から約3000万円が引き出されていたことが24日、分かった。
カメラは、左右約45センチ、上下約5センチの薄いカバーの内部に仕掛けられていた。操作盤やカード挿入口の上にぴったり入り、ATMと同じクリーム色で、張り付けるとATM本体の一部と見分けがつかないほど、極めて巧妙に作られていた。
同信金は盗撮された顧客の口座を判明次第、封鎖したが一部は間に合わなかった。信金側は「盗撮の報道があったので犯人が駆け込みで金を引き出したのではないか」とみて県警に被害を届け、対応を協議している。
(共同通信) - 12月24日20時47分更新
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