2005年12月18日(日) 02時04分
高齢者狙い不動産投資詐欺 近畿中心、25人で4億円(共同通信)
大阪市西区の不動産会社の実質経営者が高齢者らに「1口300万円で月1万5000円の配当がある」などとマンション投資を持ち掛けたり、多額の借入金を申し入れたりして金を預かった後、所在不明となり、少なくとも25人程度に計約4億円の被害が出ていることが17日、分かった。
被害を訴えているのは岐阜、京都、大阪、兵庫、奈良など近畿地方を中心に、主に60−80代の男女。以前「原野商法」など詐欺的商法の被害に遭った人が多く、認知症患者や知的障害者もいるという。
被害者の代理人弁護士は「実際の被害者数は50人にも上る可能性があり、被害総額はもっと多いはずだ。刑事、民事双方で責任を問いたい」としている。
(共同通信) - 12月18日2時4分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051218-00000013-kyodo-soci