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総研と平成設計は、国土交通省が告発対象とした都内の四物件の建設などには直接携わっていなかった。しかし、これまでの姉歯秀次元一級建築士(48)に対する任意の事情聴取に加え、十四日の衆院国土交通委員会の証人喚問で偽装物件に深く関与していた疑いが浮上し、家宅捜索が不可欠と判断した。
証人喚問では、総研側が平成設計側に鉄筋量を削減するよう指示していたと指摘された。姉歯氏は平成設計の名刺を使用し、姉歯氏が昨年三月、構造計算書の不正を第三者に指摘された際には、総研と平成設計の担当者が同席していたことも分かっている。
合同捜査本部は、建築基準法違反容疑を端緒に、マンション購入者やホテルオーナーらに対する詐欺容疑での立件も視野に入れて捜査する。
国交省によると、姉歯氏がかかわった耐震強度の偽装物件は十五日現在、十七都府県の計七十三件となっている。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20051216/mng_____sya_____006.shtml