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検察側の冒頭陳述によると、マニュアルは「床下工事契約トーク」などと題し、主任代理に昇任すると研修で渡される。
客の自宅を訪れ、床下を見た際「ものすごくオーバーに疲れた表情をして『奥さん、すみませんが水を一杯下さい』と依頼。少し間を置き、相手に申し訳ないように思わせてから『実は…』と切り出す」という勧誘方法を記載。
社内にいる同僚を工事現場の監督役にして、客の前で携帯電話をかけ「床下がとんでもないことになっている。監督の力で何とかできないか」と資材の提供を熱心に頼み込むふりをして信用させる手口も紹介している。
また、うそをつく練習をするため営業部員による「トークコンテスト」という社内大会が開かれていたという。
起訴状などによると、中原被告らは3月、滋賀県東近江市の農林業の男性(77)方で「床下の湿気で床が沈む」とうその説明をして床下工事をし、代金約320万円をだまし取るなどした。
4被告はいずれも起訴事実を認めた。(共同)
(12/14 21:34)