2005年12月12日(月) 13時25分
三井住友銀が排除勧告応諾 金融派生商品販売で(共同通信)
融資元という優越的地位を乱用し融資先の中小企業に金利スワップと呼ばれる金融派生商品を購入させたとして、公正取引委員会から独禁法違反(不公正な取引方法)で排除勧告を受けた三井住友銀行は12日、勧告を応諾することを決めた。
公取委によると、三井住友銀は2001年度以降、中小企業に対し融資の更新時に限度額を引き下げるような不利な取り扱いを示唆するなどして、この商品の購入を強いていたという。
三井住友銀は12日の取締役会で勧告の応諾を決定。「勧告を真摯(しんし)に受け止め、法令順守のための諸施策をあらためて徹底するなど再発防止を図るとともに、信頼回復に全力で取り組んでいく」としている。
(共同通信) - 12月12日13時25分更新
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